1. じゃんけんゲームを書き写して動作させる
まず最初はじゃんけんゲームのコード(またはソースコードと呼ぶ)を書き写して実行させるまで進めてみましょう。
コードをgoogle colabへ書き写す
下記のコードをgoogle colabへ書き写します。google codeの使い方が分からなければもう一度下記のページを参照してください。
コードはコピーも可能ですが、必ずコードを打ち込んで書き写すようにしてください。for文やif文を書くと自動的にスペースが2つ挿入されます(インデントと呼びます)。下記のコードもスペースが2つ挿入されています。このスペースを間違うとエラーになりますので完全に一致するように注意深く打ち込んでください。
# Title: じゃんけんゲーム
# Author: gadget recipe
# Create date: 2024/01/01
print("じゃんけんゲームを開始します。2回勝負です。")
# コンピュータの手(固定)
computer = "グー"
game_count = 1
# for文でゲームを2回繰り返す
for _ in range(2):
print(f"{game_count}回目のゲームです。")
# プレイヤーが標準入力から手を入力する
player = input("グー、チョキ、パーを選択して下さい(グー, チョキ, パー) : ")
print(f"あなたの手: {player} / コンピュータの手: {computer}")
# 勝敗の判定処理
if player == computer:
print("引き分け")
elif player == "グー" and computer == "チョキ":
print ("あなたの勝ち")
elif player == "グー" and computer == "パー":
print ("あなたの負け")
elif player == "チョキ" and computer == "グー":
print ("あなたの負け")
elif player == "チョキ" and computer == "パー":
print ("あなたの勝ち")
elif player == "パー" and computer == "グー":
print ("あなたの勝ち")
elif player == "パー" and computer == "チョキ":
print ("あなたの負け")
else:
print ("入力に誤りがあります。")
game_count = game_count + 1
print ("ゲーム終了を終了します。")
プログラムを実行する
すべてのコードを書き写したら実行します。黒い三角のボタンをクリックするかShiftキーを押しながらenterキーを押すとプログラムが実行されます。
動作を確認する
エラーが発生すると下記のようにエラーの内容が表示されてプログラムが終了します。何行目に間違いがあったのかが表示されますので元のコードを比較して間違い探しを行なってください。今後も「コードを打ち込む→エラーが出る→間違いを探す→再度実行する」という流れを何百回、何千回と行うことになりますが、諦めずに頑張りましょう。
下記の例ではfor文の最後に「:」を忘れていたためエラーとなりました。この間違いも最初は何十回もミスをするので体に覚え込むまで練習あるのみです。
問題なく実行されると下記のようなコマンドラインに下記のような表示が現れるはずです。
適当にグー、チョキ、パーから選んで入力して下さい。
2回目のゲームが始まるので同じようにグー、チョキ、パーから選んで入力して下さい。
次にもう一度、黒三角ボタンかShift+Enterでプログラムを実行して、グー、チョキ、パー以外の文字を入力して下さい。勝ち負けでなく「入力に誤りがあります。」と表示されればプログラムはうまく動作しています。
プログラムをうまく動作させることができれば次のプログラムの中で使用されているコードを学習します。